３０歳代後半から睡眠の質的低下が見られます。これは眠り誘発ホルモンであるメラトニンの産生が低下する為と考えられています。
メラトニンの産生は１０代がピークで４０歳代では１０歳代の２０％以下まで低下すると言う研究報告があります。
では睡眠の質の向上をするのには何が必要となるのでしょうか？
それは生活全般に置けるリズム、食事内容、運動、生活スタイル、睡眠環境など、暮らしの中で多岐にわたる調整が必要とされています。そうです、自然手技療法が提唱する「食・息・動・想・環境』の改善そのものです。
もう少し具体的に考えましょう。
睡眠に入る前に右上腹部を温める事で、肝機能を活発にしてトリプトファン産生を増加させるといいといわれています。そして朝日をたっぷりと浴びる事。早起きは三文の得。
無闇に寝ないで深い眠りを獲得する為に創意工夫を怠らない事。
※トリプトファン＝メラトニンを産生するアミノ酸
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