食育

乳幼児のアトピーについて

赤ちゃんの重篤なアトピーは、端で見ていてもいたたまれないものがあります。

 

ご家族にとっては相当のストレスであろうとご察しいたします。

 

歯科医師、川邉 研次先生のお話で、「口呼吸とアトピーの関係性」についての、実に為になるお話を紹介します。

 

もし周りで困っている方がいらしたら、ぜひ教えてあげてください。

 

大人でも口呼吸が免疫系に相当のダメージを及ぼすと言われています。

 

免疫系が完成されていない乳幼児では深刻な問題となってしまっても不思議ではありません。

 

ぜひお読みください。 

      

 

 

生後二ヶ月半から、三ヶ月で起こり始めるアトピーは、呼吸の問題が大きく関わっています。歯が生え始める前の時期なら、親のおっぱいを与える姿勢を変えてあげるだけ、寝かせ方を変えて呼吸を整えてあげる。抱き方を変えてあげる。唇の原始反射を使って綿棒で触れてあげるなどするだけで二ヶ月程度でよくなってしまう子供さんが多いのですから、歯科での口呼吸の対応は、ゼロ歳から行う必要があります。生後三ヶ月近くまでは、気道と食道の弁が別々ですが、二ヶ月半から三ヶ月で弁がひとつになります。つまりその頃までは、飲み込みと呼吸が同時に出来るのですが、三ヶ月近くになるとできなくなるのです。大人が赤ちゃんがしている姿勢で水を飲みこみやすい姿勢であるかどうかを必ず確かめる必要があります。
頭の格好でもどのように抱いていたかがわかります。呼吸がしにく
いから、泣き叫んだりするのですね。乳歯が生え始めてしまうと、かなりの期間が必要な場合も多くなります。医科と歯科の連携が必要な時期ですが、どうしても歯が生えていないために、この時期の影響が歯並びに影響を与えるとは多くの歯科医師は知らないと思い
ます。
 

 

 

 

 

 

 

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