自然手技療法

『論より証拠』と『エビデンス』

 西洋医学は科学的根拠に裏打ちされた正当な医学です。

一方、代替療法は経験値に立脚する、曖昧さがてんこ盛りの民間療法です。

 

『体にいい』といわれるものは、その真反対な意見がつきものです。例えば、

 

「水は一日に2L以上飲む必要があり、血栓などの予防にもなる。」と唱える医師。しかも医学博士でその道の権威。

 

「水が大量に必要なのは乾燥した黄土地帯に暮らす民族で、日本人は気候的にも体質的に水分はあまり必要ではなく、日常的にもみそ汁やお茶など水分を多く摂取しているので、水滞による不調に留意すべきである」と唱える医師。しかも大学教授イコール権威様。

 

これらはいずれも正当な西洋医学の世界で、『エビデンス』の名の下に話されていることです。

 

 

私は『自然手技療法』を創始、提唱する時にいくつかの決まり事を定めました。

1:病気は医師が治すもの。我々はヘルスプロモーション=健康増進を目指して行く。

2:治癒思考

3:論より証拠

などです。

 

1について、昔は多くの地域が無医村で充分な医療を受けることが出来無い状況の中で、伝承医療に従事していた先達が必死に地域の健康を担っていた。しかし医療施設の整備された現在では病気は医師が扱うべき領域であり、代替療法は有しているもう一つの性格である健康増進/ヘルスプロモーションという側面を充実させ、病気ではなく国民の健康を担って行くべきである、と考える故です。

 

2については、病気であるのか無いのかという「病気」を扱う西洋医学は「病気思考」。我々代替療法は治癒力、生命力の盛衰を見極めて鼓舞して行く事により健康増進を進めて行くので「治癒思考」であります。

 

3については、どんな理論を掲げようが体調をウェルネスに導いた結果として痛みや病気が治らなければ、対価を支払うべきものとして存在価値は無くなる。

 

という考えです。

 

このあたりを『自然手技療法』を始め、代替療法一般を立ち位置として従事する方々にしっかりと把握していただければ幸いです。

 

代替療法にエビデンスを求めすぎる故に、曖昧さがウリの代替療法の真骨頂が伝承されなくなってしまう、このような危惧を抱きます。

 

現に自然自体が、生命自体が揺らいでいるではないですか!

 

 

 

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