自然手技療法

9月1日

皆さん、こんにちは。

芳香整体・食育・Cアロマを主軸として、「食・息・動・想・環境」の思想に基づき生活を改善していき、細胞レベルで元気になる!『自然手技療法学院/スクールオブ.アロマーティカ』学院長 鈴木登士彦です。

更新をしないとなぁ、と思いつつ、あっという間に一月が経ってしまいました。私はつくづく日記形式には向いていないですね。

さて、ここ一月間、毎日プールに通っています。
クライアントに水中歩行をよく勧めているのに、未だ自分では行なった事が無いのもいかがなものかと思いまして、数十年ぶりにプールへと行ってみたのですが、首まで水に浸かりながらの歩行は思ったよりかなり難しく、いっぺんに虜になってしまいまして、以降毎日、多い時には朝に晩に通っています。
しかし、どうも神経質なもので、閉鎖系のプールの中では顔を水に浸ける事が出来ないので、皆さんボウシゴーグル着用がスタンダーとな姿なのですが、私だけゴーグルなし!たまに泳ぐ時もビート板にバタ足と顔上げ平泳ぎのみと種目が限られてしまいますが。おかしいですね。

            

先日メル・ギブソン監督の『アポカリスト』というDVDを観ました。西洋文明に触れる直前の南米ペルー、インディオの戦士の物語なのですが、森の中で原始的な生活をしている裸族である彼等は私達文明社会で生活する現代人と比べて、当たり前なのですがあらゆる面で動物チックに生きており、日頃代替医療に従事しながら自然治癒力とは?身体機能とは?などと考えている私にはあらゆる面で大きく考えさせられる映画でした。

ほんの5〜600年前迄の我らが祖先の日本人達も、西洋列強国の人達から見ると南米インディオの人達と大差はなかったと思います。安土桃山時代に日本に来た西欧人の残した「彼等(日本人)は我々西洋人と違い非常に強い肉体を持っている。骨折や重度の怪我などにかかっても目を見張るような早さで回復するし、一日に100km以上平気で走る事が出来る体力を持つ。しかも粗末なものをたまに食するのみである。」などという多くの記述があるからです。

これは文明の発達に比例して肉体は脆弱になっていく事を現しています。

「昔は水など飲まずに練習していたが、水分補給はこまめにしなくては行けない」これは、スポーツ医学系の分野ではよく言われる昨今の常識ですが、最新の現代栄養学、スポーツ医学などでは計る事の出来ない身体性を原始的生活をしていた人達は当たり前に有していたという事実。どう思いますか?

私はここに「親が子供の肩こりを毎日揉んで腱鞘炎になる」歪んだ現代社会に育っている子供達と、本当に多い鬱病や隠れ鬱に苛まれる大人達の元気を発現していく為の身体デザインの可能性を見出していくキーワードが隠されていると思うのです。

都市部生活者と田舎で生活している人の身体を観ていく場合、不調の成り立ちが異なる為に身体へのアプローチもやはり変わっていきます。
例えば都会で生活しながら不定愁訴に苛まれている場合には、自然回帰をさせてみる事をまず進めます。海に浸かるとか、土の上で寝るとか、森の中でゆっくりと過ごすとか、自然の中で身を横たわる事で、最初は汚いとか居心地が悪いとか感じていたのが、大地の地場が気持ちいいと感じるようになる頃には、滞っていた身体システムも循環を始める様になっているのです。行き過ぎた人工的な生活に、身体の自然性が悲鳴を上げてしまうというのが現代病の多くの姿だからです。

「原始的身体システム獲得メソッド」作り。

誰か一緒にやりませんか?

スズキ

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