今年の夏は前半が酷暑、後半が冷夏と長雨と言うとても体調維持していくのには
シンドイ夏でしたね〜。
皆さんはレジャーやバケーションを十分に楽しまれましたか?一夏たりとも無駄にしたくない!と、夏大好きな私は思います( ´ ▽ ` )ノ
さてさて、この夏もさまざまな症状を抱えたクライアントさんが来院してくださいましたが、その中でダントツに手こずり、悩み、毎回必死になって施術したAさん34歳第一子出産後8ヶ月、の施術についてです。
Aさんはまだ継続して来院中ですが、仮名掲載にて了承を得ての書き込みになります。
Aさんは陣痛が来るまではとても順調で、あまり悪阻もなく、体重増加も10kg以下で抑えれられて予定日1日前の出産でした。
しかし力んでいる途中でバギッという音が聞こえ、その時は当然、何が痛いのか全くわからなかったが出産後も痛くて全く立つことも横向くことも全然できなかったそうです。
診断は恥骨結合乖離。
レントゲンを撮ると完全に恥骨間が離れていたそうです。
その後ひと月ほど入院し、成す術もなく自宅療養となったが、赤ちゃんを抱っこすることもできずに地獄の様な日々を過ごさざるを得なかったそうです。
産後ブルーも酷くなり、生きているのが辛くなり、子供と一緒に泣いてばかりいたそうです。
半年ほど経ち、なんとか外出可能となり赤ちゃんを連れてひどい立ち姿で当院の前で信号待ちしていた時に、ちょうど施術が終わったうちのクライアントにどうしたのか?と声を掛けられ、騙されたと思って行ってみなさい、この上だから、と不思議なご縁での来院でした。
困っている方のお役に立てるのは治療家にとって無上の喜びです!
姿勢検査から始め、動的検査、痛みに確認、骨盤をはじめ股関節、脊柱の狂いなどをすべて洗い出し、いっときも早く痛みを軽減し、出産後から全く味わっていない子育ての幸福感を感じていただきたいと、必死で施術を行いました。
Aさんも必死でした。ギャーギャー泣き叫ぶ赤ちゃんも必死で頑張りました。
その甲斐もあり、痛みは少しづつ軽減しいていき、普通に歩行するのにはあまり痛みを感じないレベルにまで回復しています。
精神的にも大幅に元気を回復しています。本当に良かったです(^o^)
組織の回復を待ちながらのケアですので、焦りは禁物ですが、軽い小走りなどが気にならないレベルを目指して、Aさんも赤ちゃんも奮闘中です。
Aさんの事例を踏まえても、本当に産後の骨盤ケアは素晴らしい!と改めて思いました。
この「産後の骨盤矯正」と言うメソッドは、すべての女性に受けていただきたいと心より思いました。
iPadから送信