昨日、来院された新規クライアント2名、いずれも不妊矯正をご希望の方でした。
産科での治療は、お一人が顕微、もう一人が半年間のタイミングを得て、次回ステップアップ予定の方です。
お二人には、当院の不妊矯正について、じっくりとご説明させていただきました。
まずは、手技療法による、骨盤フレームのリセットワークの重要性を、生理痛を例に取りながら説明いたしました。
生理痛を治すお薬はありません。あるのは一定時間作用するペインブロックです。
ですからお薬が効いている時には、頭痛も、歯の痛みなども一緒に感じなくなります。
しかし骨盤フレームのリセットワークを施していく事により、内膜症や筋腫などの器質的変性が無い
限り、ほとんど痛みが無くなり、生理周期も28日前後数日という感じに落ち着いてくるのが普通です。
それは、捻れたホースが水の出が悪くなるのと一緒で、骨盤フレームに歪みがあると血流が悪くなる
のですが、リセットワークを施していく事により骨盤内臓器周辺の血流が改善された結果として、
生理痛が無くなると考えられています。
よって、手技療法により、骨盤フレームのリセットワークを施し、骨盤内臓器周辺への血流の改善を
行う事は、産科で行なっている不妊治療を力強くバックアップすることになります。
それは毎月のホルモンチェックや内膜の厚さの変化、また採卵による卵の質の改善等に、数値の変化とし
て現れてゆきます。
しかし、自然手技療法の不妊矯正は手技だけではないのですね。
骨盤フレームのリセットワークにより、血流の改善が行なわれる、しかし重要なのは、
どのような質の血液が循環しているのか?
という事がとても大切になってくるのです。
一般に、初期妊娠時に葉酸の必要性が有名ですが、葉酸だけではありません。
妊娠に必要な栄養素は他にもたくさんあります。
そして妊娠を望むなら、食べては行けないものもあるのです。
その代表がトランス脂肪酸とお砂糖です。
トランス脂肪酸は細胞の奇形を生じます。
お砂糖は、なんとホルモンバランスを著しく崩すからです。
その辺りを、まずはご自分の脳で認知する事がとても重要です。
そのために、不妊矯正では少しお時間を頂き、充分なカウンセリングをさせていただいております。
脳が認知する事と、まだ見ぬ我が子への母性に訴えかけることで、
たとえば、毎日食べずにはいられないチョコレートなどもきっぱりとやめられるのですから、女性は強いですね。
この辺りを「マイナス2歳時からの栄養学」という事でお話させていただいております。
赤ちゃんが宿る1年前から、食事を改善して、
まずはお母さん自体が、細胞レベルから健康になる事を勧めているのです。
現在、産科に通われている方、数年後に赤ちゃんを欲しいと考えている方に、
自然手技療法の、手技療法プラス食事栄養療法による不妊矯正をお勧めいたします。
どうぞ一度、体験されてみて下さい。