約10ヶ月を掛けて、最大開口位にまで広がった骨盤の関節群は、
およそ数時間という出産時間を経て、開口→収縮へと、急激な変化を強いられます。
ほとんどの女性がこの急激な変化に対応しきれずに、腰痛や尿漏れなどに苛まれます。
約半年〜8ヶ月を掛けて最終閉位を迎えますが、重い赤ちゃんを抱えての前傾姿勢
を昼夜繰り返す育児という行為の為に、多くの女性の骨盤の戻りはルーズな状態で
戻りが留まってしまうのです。(左図)
ルーズで緩い状態になった骨盤では、残念ながら、腰痛、背中の痛み、尿漏れ、
恥骨痛、膝関節痛、腱鞘炎、首の痛みなどが多発する要因となります。
産後の骨盤矯正では、出産により広がった骨盤を、正しいポジションにしっかりと
回復していくことにより、出産で生じた様々な問題を解決していく最良の手段です。
出産後の皆さんに、ぜひとも受けて頂きたいメソッドです。