更年期障害

月の満ち欠けと骨盤の開閉運動

 

これは僕のベッドサイドの窓から見た先日のお月様です。

今年6回目の満月。

こんな感じで僕は毎夜、月光浴をしながら寝ているのですが、月の影響って具体的に体感でわかりますか?

 

人の生死からすべての動植物、地球環境に至るまで月の引力の影響下にある事は自明なのですが、僕はあまりというか、ほぼ月の影響の有無ってわからないです。

 

よく占星術が好きな人なんかは「今月は○座の満月だから云々〜」など心身に起こる変化を口にします。

そのほとんどは、良くないネガティブなことばかりですが、体調や精神的な抑揚を月の満ち欠けに照らし合わせて考える人がいます。

 

これは圧倒的に女性の方が多い、というか女性のみかな。

 

「月の満ち欠けと体調の変化」ということを、整体的に体との関係性で考えて行くと、

「骨盤の開閉運動と引力の関係」がその答えとなります。

すなわち、男女の体では月の引力に対する性差があるという事です。

 

男の骨盤は基本開閉運動は行わない。

その代わり男の体の生理は頭蓋骨の縫合部の開閉(膨張収縮)が心身の生理と直結している。

これはホルモンとかの関与ではなく、日々一定の間隔で骨盤にある仙骨と連動して、仙骨骨盤リズムという、脳性髄液を環流させる運動が生じている。

これが乱れるのは月の引力より、メンタルストレスによる場合が圧倒的に多い。

男は理論的な理屈っぽい生き物なんです。

 

それと対照的なのが女性の骨盤です。

2つの女性ホルモンの波形に同調するように排卵時には最も「閉」の状態にあり、

生理2日目に一番「開」の状態となる、見事な開閉運動を行っています。

 

よく言われる「女性の勘とか本能的とか感覚的とかすべてこの骨盤の開閉運動から起こる」と

整体法創始者・野口晴哉先生はおっしゃっています。

 

この男性の頭蓋骨の開閉(膨張収縮)運動も、女性の骨盤の開閉運動も、開くと言っても1mmも動かないですよ。

緩くなるというかほんの少し甘くなる感じですので、手の感覚が鈍い方には、

たとえプロの整体師でもわからない人たくさんいると思われるそのくらい微細な運動ですが、

無いかと言えばしっかりと、はっきりと、あります。

 

よって月の満ち欠けによる心身への影響は男性はわかりづらく、

女性の方が引力の影響を骨盤が受けやすいのでダイレクトである。

そこに生理的なホルモンバランスの関与が加わると、心身にかなりのアップ&ダウンが生じる事は理解できます。

 

ただ、これも悲しいかな寄る年波には抗えず、男女ともに加齢に伴い変調は緩やかになっていきます。

 

赤ちゃんの時には頭蓋骨の縫合部などはまだ形成されておらず、

出産時にスペース的な問題で、脳が頭蓋骨によりダメージを受けずに会陰部を通過するために

大泉門、小泉門という頭蓋骨のプレート間に空間を持ちながら、圧迫されると頭蓋骨が重なるようにして生まれてくる。

しかし、白骨屍体の頭蓋骨縫合部は年齢と共に薄れて行くので推定年齢を決める手立てとなっている。

年齢を重ねるに従いギザギザの線はなくなり、ツルリンと一つのヘルメットみたいに移り変わっていきます。

頭蓋骨の縫合部が薄れて開閉(膨張収縮)運動がなくなるに従い、精神面も外界からの刺激に柔軟に対処できなくなっていく。

すなわち頑固になるわけです。

「ジジィって融通きかねえな!」ってイメージないですか?w

そうか、このジぃ様ギザギザなくなってんだなと、体の問題だと思えば腹も立ちませんww

 

女性の骨盤も閉経とともに開閉運動はなくなっていき、開いて後傾していく。

すると膝が外側に開いてO脚になり、膝関節内側が詰まり変形を起こしていく。

女性の方が骨盤の動き幅が多い分だけ膝の変形を起こす割合も多く、男性の3割に対して女性が7割を占める、余談ですが。

若い時は「満月イヤ〜ン」とか言っていたのに、いつの間にやら月など見る余裕もなくなっているというか、気がつけば月の引力の影響云々言っている時が華だったなとなっていくわけです。。

 

あと月の引力の影響は血糖値のアップ&ダウン、特に低血糖があったり、基礎代謝が低かったり、低体温だったり、体内環境のインバランスがあればそれだけ強く影響が起こると考えられています。

 

その場合の対処方法はというと、「筋トレして走る!「要は「体力増強!!」これ大切です。

 

 

それでは本日のブログのまとめです。

 

『人間最後は重力に負けて寝たきりになります。月の引力の影響を受けているうちが華!人生を謳歌しなさい』

 

以上です。

 

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