Uncategorized

映画「ラーゲリより愛を込めて」

年明け第一弾の映画鑑賞は、ジャニーズの二宮和也主演の「ラーゲリより愛を込めて」を観ました。

当初アバターでも観るか!と軽い気持ちでチケット予約すると、どうも上映時間がよろしくない。

オンタイムで見れるのが子供映画を覗くとこの「ラーゲリより愛を込めて」がある。

あらすじを読むと社会派映画、2次世界大戦終結後。シベリアにある強制収容所で過酷な生活を強いられる日本人捕虜の物語。キャストの俳優たちはしっかりしているので、まぁハズレはしないだとうと、そのくらいの気持ちでの鑑賞でした。

しかしいざ映画が始まるとヤバい、この映画。

結論から言うと、館内全員啜り泣き。

私の隣のおじ様、列前の若者も嗚咽状態、かく言う私も号泣!マスクぐしょぐしょ。

 

よくシベリア抑留とか、遺骨収集団とかありましたが、こんな過酷であったとは全く知りませんでした。

ナチスのアウシュビッツは世界的に有名ですが、なぜ日本はソ連にこんな酷い仕打ちを受けながら黙っているのか?

敗戦国だから物も言えないのか?

最長の人は戦後17年も抑留されたいた。

ありえないでしょ。

ヒートテックもない、床暖房もない、粗末な栄養状態、不十分な医療、不衛生な宿坊、

その中でよく生きながらえて帰国されましたね。

申し訳ありませんでした……

という気持ちが涙を誘うのか?

 

その反面、沸々と怒りも湧き出てくる。

いくら国交がなかったとはいえ捕虜に対する非人道的な惨すぎる仕打ちをしたソビエト連邦に。

抑留者を残しながら「もはや戦後ではない」と声高々に叫ぶ日本政府に。

私たちの先達がこんな酷い仕打ちをされてきたことを全く教えない学校教育に。

特に現代史、近代史を縄文時代より少なく、まるで時間がないからと言わんばかりにサラッとしか、

尚且つ日本は侵略戦争においてこんなに酷いことを近隣諸国にしてきた、という事実の片側だけの側面しか伝えない戦後教育は即刻見直していくべきである。と泣きながら強いく思った。

 

参ったな。

 

もう一つのびっくりが、北川景子がこんなに良い女優さんだとは思わなかったこと。

ただ綺麗な女優さんかと思っていたけど、彼女は実に良い女優ですね。

 

しかし戦争は本当に、酷い。

しかも現在進行形で行われている。

当事者のロシアが再び。

そして台湾有事という日本がどうみても巻き込まれずにはいられない火種がグスグスと燻っている。

米国のお家芸、焚き付けて、先に手を出させて自国は戦火に塗れない、という太平洋戦争のパールハーバーやウクライナ戦争のロシア侵攻と同じことが台湾でも行われるのか。

第二のゼレンスキー氏に仕立て上げられそうな台湾の蔡英文総裁、回りくどく中国を刺激して開戦に踏み込ませ自国は後方支援で米中直接対決は行われない、という縮図が懸念されている。

戦火に塗れる台湾。そして実効支配されるであろう尖閣、八重山諸島の自国防衛のため否応無しに戦争に巻き込まれる我が国ニッポン。そこに前後して南海トラフ、首都直下型、富士山噴火などの未曾有の大震災が併発されればまさにゲームオーバー。日本沈没チ~ンである。今後の流れが怖すぎる。

 

当たり前の平和がいかに尊いのかを改めて考えさせられた新年の映画鑑賞でした。

 

2023年、今年は世界に平和が戻ることを願います。

関連記事

TOP