本日来院されたクライアントさん3人がマウスの遣い過ぎによる肘の痛みを訴えていました。
詳しく言うと近位撓尺関節周囲炎というものですが、テニス肘に似た様な感じで、何かを掴んだり、ひねったりした時に痛みを感じます。
昔は「マック凝り」と呼ばれた痛みです。
3名とも40代後半から50代前半。
不思議なんですよ。
30代以下でマック凝りを訴える若者はいません。
きっと彼らは成長期にファミコンなどで指の筋肉を使いながら成長したので同様の動作にはめっぽう強いらしいのです。
しかしその上の世代は、大人になってからコンピューターに触れた故、そのような身体の発達が無いらしい。(同世代として悲しいが)
若い世代ではどこにくるかと言うと、首と顎です。
PCの画面って点滅している故、ペーパーの文字を見ている時と違い顎を噛み締めて、前のめりになりながら見入ります。
この噛み締めがくせ者で、TMDから自律神経失調症〜うつ傾向へとダイレクトに誘うのです。
これどこかの大学の先生の論文をヤフーニュースかなにかで紹介した記事で知ったのですが、最近、首のリリースを掛けるのに、整顔(顔の骨の矯正)を掛けないと弛みがスムースでないなと感じていたので、超納得デス。
凝りも時代と共に変わるのですね。