産後の骨盤・不妊症

産後1ヶ月・地獄の腰痛!

 夏が終わってしまいました。

 

昨日は館山に行っていたのですが、台風の影響と南西風が強く、海は結構シケていました。

 

この時期になるといつも5月頃に戻りたいな〜っと思います。叶わぬ夢です。

 

 

 

 

 

さてこの夏に多かった腰痛症のクライアントさんの中でも、これは辛いね〜というケースです。

 

産後1か月、少し落ち着いて来て、里帰りから帰宅して3日目にひどいギックリ腰に

 

見舞われてしまった、第一子帝王切開出産、ヘルニア歴有り、29歳Aさんです。

 

 

 

 

病院の検査で骨には異常なし、育児はもちろん、日常生活何も出来ないので、

 

お住まいの九州まで母親に迎えに来てもらって再び実家にリターン。

 

母親の友人が当院の古くからのクライアントさんで、

 

「いいからだまされたと思って一度行ってみなさい!」と勧められて来院。

 

 

 

 

整体初体験、何をどうされるのかもわからないAさん。

 

体重が乗るとお尻の中にビギっと痛みが走り上手く歩けないし、お辞儀も出来ない、

 

座れない、横になるのも一苦労、骨盤はまだ緩く不安定そのもの、大変な状況です。

 

現状の身体の状態を説明し、これから何をやるのかを納得して頂き、

 

やっとベッドに横になって施術開始です。

 

 

 

 

この様な、動けない、歩けない、寝返りも困難、腕一本動かすのも腰に響く、という類いの

 

腰痛症への施術は身体力学的に身体を整えて行く自然手技療法では得意分野です。

 

腰は一切いじらなくても、肩甲骨、足関節、頸椎などの調整で全身のバランスを

 

回復して行くことで、痛みを大幅に軽減出来るのです。

 

 

 

 

来院時には腰が伸びずに前傾姿勢で支えられて歩いていましたが、

 

背筋を伸ばして、まだゆっくりではありますが普通に歩行できるまで回復しました。

 

 

 

 

その後、日をおうごとに回復して、添え乳しかできなかったのが普通に授乳出来る様になり、

 

日常生活もと滞りなく行なえるまでに回復し、無事に九州に帰ることが出来ました。

 

 

 

 

このケースで、何が辛いかと言うと、赤ちゃんが泣き叫ぶのに、自分は腰が痛くて

 

何も出来ない、授乳もしなくてはならないし、おむつも取り替えなくてはならない、

 

しかし、寝返りするのも困難なほどの痛みがある。

 

そして産後1か月、まだまだ体調不充分だし、何をどうしたらいいのか?わからないことだらけ。

 

腰痛が無くても普通に不安が募る時期。

 

肉体的にはもちろん、精神的にもまさに「地獄の育児期腰痛症!」だったと思います。

 

ですがお母様が、ご実家が、しっかりとサポートしてくださったのが救いです。

 

余談ですが、お母様、娘に変わり育児に勤しみ、娘が九州に帰った後、疲労でダウンしました。。

 

ですが大丈夫です!しっかりとお母様も矯正させて頂き、元気を回復いたしました!(笑)

 

 

 

 

今月末に、またご実家に戻られる様で、先日2日続けてのご予約を頂きました。

 

これはいいタイミングでの来院です。

 

再び骨盤を始め、身体全身の調整をさせて頂きたいと思っています。

 

日々の育児で、やはり累積疲労が溜まります。

 

そして疲労は、その人の一番弱い部位に集約されるので、Aさんの場合には「腰」が

 

ウィークポイントとなるはずです。

 

 

 

 

身体を拝見するのが楽しみです!

 

 

 

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