手技療法では「構造は機能を支配する」という金言があります。
わかりやすく言うと、ホースが捻れると水の出が悪くなる、
などに例えられます。
身体も然りです。
この方の骨盤、身体の真ん中に線を引いて左右対称を
比べてみるとかなり差がある事がわかりますね。
明らかに左側の丸みが無く骨盤が捻れている事がわかります。
じっと見てください。
骨盤の中に入っている子宮、卵巣、膀胱などは、
入れ物である骨盤が歪む事により
血流やリンパの流れ、神経伝達やホルモンバランスが
影響を受けていない、とは思えませんね?
これでは本来の働きが出来ずに、機能低下を起こして当然ですね。
これが骨盤矯正をした後の写真です。
完全ではありませんが、術前と比べると明らかに
左右差が無くなってきています。
入れ物が整えば骨盤内臓器のスペースに余裕ができ、
神経伝達や体液の循環が正常化するに伴い、
機能は活発になってきます。
私達はこれらの働きを「骨盤内環境を整える」と表現しています。
わかりやすく2枚並べて比べてみましょう。
before after
女性の体は善くも悪くも骨盤次第です。
一生という長い人生の中で、
ここだけは必ず骨盤矯正をした方がいい、
という時が3回あります。
それは初潮時、産後、そして更年期の時です。
これらはいずれも骨盤が開く時です。
骨盤は開閉という運動を行なっている関節です。
この時にしっかりと骨盤矯正を行う事により、
恙なく、健やかに過ごすことが出来ると言われています。