三密を避け、外出を控え、なるべく家にいるようにしてください。
特に基本疾患を抱えている方、高齢の方は十分な注意が必要です。
当院のクライアント様でも遠方からお越しになられる方、高齢の方のご来院は基本的にお控えいただいております。
引き続き、どうぞくれぐれもお気をつけ、ご自愛くださいませ。
巣篭もり生活も2週間を超えると、慣れてきて快適な反面、様々な不具合が出てまいります。
様々な基礎疾患や生活習慣病を抱えている方、そして高齢者の方々にとても気をつけていただきたいことが1点ございます。
それは「エコノミー症候群」と呼ばれる『肺塞栓症』です。
これは飛行機のエコノミークラスに乗って、長時間動かないで座っているために静脈深部に血栓が生じて、その血栓が肺胞を塞ぎ、瞬く間に死に至るという疾患です。
私は親戚を『肺塞栓症』で亡くしました。
足の指を骨折し、数週間あまり動かない生活を送っていて、今まで何の違和感んもなく生活していたのが、夕食後に入浴している最中に下肢に生じた血栓が肺胞に詰まりそれこそあっという間に、本当にあっけなく亡くなってしまったのです。
皆様も自宅待機でコロナの感染を防ぎ、そしても一つの迫り来る危機『肺塞栓症』に対しても十分な対応をされてください。
どうすればいいのか?
実に簡単です。
柱でも壁てもテーブルでもどこでもいいですから軽く捉まって、下記2つの運動を行なってください。
1:爪先立ちを何度も行う
2:腿上げを何度も行う
これだけで血液循環が良くなり、血栓の産出を防ぐことができます。
私のオススメがもう一つあります。
それは早朝、30分くらいのお散歩です。
この季節は5時半でも十分に明るいですし、その時間なら人はほぼ出歩いていませんから三密の観点からも安心です。
また朝日を浴びることによりセロトニンという多幸感を感じるホルモンも分泌され、夜間の睡眠も深くなることが証明されています。
要約しますと、ぜひ足の運動をしてください!ということです。
アフターコロナが訪れた時に、より『健康でいる』準備をしてくださいね!