ダイエットに成功するのは、司法試験に一発で合格するくらい難しいと言われています(笑・ホントに?)
まぁ細かいエッジの部分の真偽はさておいて、そのくらい難しいということですね。
しかし、様々な知識や準備をしないで、うかつにもダイエットを始めるのは、交際期間無しにいきなり結婚したり、試着もせずに高い服を買ったりするのと同じくらいハイリスクであるのです。。
とくにダイエット初心者や、毎回失敗に終わっているダメダメダイエッターが陥りやすいポケットが「健康保障効果」と呼ばれる落とし穴です。
「健康保障効果」とは、ダイエットを始めて、頑張った結果としてすぐに2〜3kgが落ちて、これはいける!と前のめりに張り切りすぎて、「これだけ体にいいことしたのだから、すこしくらいいいのではないか」という罠にはまり、不健康かつ太りやすい行動を取ってしまうことを言います。
たとえば、ちょっとした距離をタクシーで移動したりとか、駅の階段もエスカレーターに乗って移動するとか、あれだけの辛い運動を終えたからあとは少しはダラダラ過ごしてもいいのだ!と、自堕落で不健康な選択をしてしまうのです。
私たちの消費カロリーで、基礎代謝について多いのが、日常生活で動きながら消費する生活代謝です。その消費量は1日に消費するエネルギー全体の約30%を担っています。
ですが「健康保障効果」に陥ると、このたいせつな生活代謝がダウンしてしまい、いくら辛い運動を頑張ってみたとしても、結局ダイエットは夢のまた夢へと消え去っていくのです。
「健康保障効果」の食事編もあります。
例えばカロリーの高い揚げ物を食べても、一緒にサラダを食べればOKだよね!
または、ハンバーガーにレタスがのぞいているからヘルシー!これはOK!って思い込んでしまう。
ハイカロリー系の高脂肪で味の濃い食べ物も、野菜が一緒だと健康的であるという幻想を描いて、なんの躊躇もなく食べてしまう。このパターンも結局ダイエットは夢のまた夢へと消え去ってしまうのです。
少し前に流行った糖質制限、これは男性ならかなりシェイプします。なぜならば男性に多い内臓脂肪が燃焼するからなのですが、女性は皮下脂肪が中心に脂肪層が増えていますので、糖質制限食だけではあまり痩せるという効果はありません。
残念ですが、皮下脂肪を燃焼するには有酸素系の運動が必要です。週3回以上、40分〜/1回。なかなか敷居が高いですね。
ですが有酸素運動だけでも十分かと言えば不十分です。やはりしっかりとレジスタンストレーニングを行い、筋肉をしっかりと発達させていかないと基礎代謝がアップしていかないのですね。
筋肉をしかりとつけてダイエットに励むと、じっとしていても高い基礎代謝のおかげで、脂肪代謝が活発に働きリバウンドしません。
ダイエットは食事プラス運動です。
運動のプロフェッショナルである、私たちパーソナルフィットネストレーナーの科学的根拠に基づいた運動処方は、的確な効果を保証します。