先日のブログにも書きましたが、12月〜今月で8名のクライアントさんが出産されています。
先週末より、出産という大仕事を終えたお母さん達が、
今度は産後の骨盤矯正に来院してくれています。
みなさん臨月の、入院する直近まで骨盤の最終リセットに来てくれたのですが、
全員見事に安産。
そして産後の回復がビックリする程良好です。
手技療法が出産に及ぼす影響について研究した論文やデーターなどは
残念ながら一つもないのですが、当院のデーターでは皆驚く程、出産時〜産後の結果がいいです。
出産時には組織が裂傷するほどの最大開口位を取る訳ですから、骨盤周辺にいらぬ筋緊張や
骨格の歪みなどは無いにこした事はありません。
しかし臨月期の妊婦さんは、腰や背中がパンパンに張っていたり、
骨格が歪んでいる人が大多数です。
妊娠していなくとも、体が歪めがあらゆるパフォーマンスが低下する訳ですから、
生死を掛ける出産時における身体の歪みの有無が及ぼす影響は計り知れなのではないだろうか?
と私は思うのです。
妊娠期にきちんと手技療法を施し、身体がユルユルに緩んだ状態にすると、
結果としてスムースな出産と、産後の素早い回復が期待出来る。
このような症例を、今後もっともっと集めていきたいと思っています。
そしてもう一つ。逆子に対する効果です。
こちらも手技によるデーターが全くないのですが、
私はかなりお役に立てるのではないかと思っています。
ただ一口に逆子と言っても、どのような肢体でいるのか?羊水は?
骨盤のスケールは?何週目?等、千差万別だろうと思うのですが、
こちらも妊娠時に手技による効果が期待出来ると確信しております。
お腹を切るリスクが無くなれば、ご本人にとってかなり朗報でしょう。
今年も産前の不妊矯正、産中の矯正、産後の矯正と、マタニティ関連の手技療法を
徹底して研究していきたいと思っております!