風邪を引きやすい人、肩が凝りやすい人、むくみやすい人、などがいるように、妊娠しやすい人、
妊娠しにくい人がいます。
妊娠しやすい人が、妊娠を望む時に妊娠するのはとても好ましいことですが、一通り子育てが終わり、
中高年になってもう子供はいらない、って言う時期になって、気をつけているにもかかわらず
妊娠をしてしまう人もいます。しかも何度も。
この様な体質をしている人は、細心の注意が必要となります。
それとは反対に、まだ妊孕性が高い年齢で、本人も妊娠を望んでいるにもかかわらず、
なかなか妊娠しづらい人もいます。
そのような人は、まず必要十分なメディカルチェックが必要です。
・卵はちゃんと育っているのか?
・排卵はきちんとしているのか?
・カップルの相性はどうなのか?
・男性の精子はどうなのか?
・etc… etc…
この様な場合の西洋医学での治療は、薬を使い、卵を育てて、内膜を厚くし、
ある時は採卵し、受精させ、培養して戻す、ということが行なわれます。
自然療法では、骨盤の歪みを正し、妊孕性が高まる食事、基礎代謝が高まる運動、
などを行ない妊娠しやすい体内環境を作って行きます。
どちらがいいとうことではなく、西洋医学と自然療法との両立が、
相乗効果により、よりいい結果を導き出す、と私は考えています。
妊娠を求め、悩んでいる時期には、妊娠自体がとても大きな壁に感じてしまいますが、
その先にもっともっといろいろあるのですから、出来るだけ素早くこの時期を駆け抜ける
為にも、出来る限りの万端を尽くすべきなのです。
不妊治療を行ない、あなた任せの数字の推移に一喜一憂しているのは、とても不健康ですが、
自力で体質改善を行い、自信を持って身体の変化を見守る健全性が自律神経系のバランスを
乱れを防ぎ、結果としてより妊孕性を高めて行くことに繋がるのです。
ホルモン剤の投与&移植等 → あなたまかせ
骨盤、食事、運動、呼吸法 → 自力改善
数字管理主義の西洋医学では、自ら行なうことはあまり無いかもしれませんが、
自らの治癒力、免疫力、生命力を高めて行く自然療法では、多く改善すべきことがあります。
自力で妊孕性を高めて行く生活の改善を、自然療法は力強くバックアップします!