久しぶりの更新です♬
今年の冬はキビシかったですね〜(><);;;
僕は寒いのが苦手で、20度を境に、夏と冬では別人格ではないかと思うくらい
生活パターンも、活動領域も違ってきます。
夏は40度近くあっても全然元気なんですけどね〜っ。。。
さて、コートを着なくても良いかなって思ったらもう桜の開花のお話がチラホラと。
季節が移ろい行く様に、私たち人間のカラダも四季折々変化していきます。
特に冬から春にかけてがいちばん激しく変化する時です。
暖かくなると皮膚や筋肉が緩んでくるイメージは描きやすいと思いますが、
春は全身の関節が弛緩してくるという特徴があります。
まず背筋が弛緩して胸腔が拡大し、肩甲骨が外方へ開いて行く事からカラダの春が始まります。
その次に骨盤の仙腸関節と恥骨結合が乖離して行きます。
胸郭が拡大し、肩甲骨が気楽と気分が軽やかというかウレシくなってきます。
春はルンルンという言葉で形容されますが、これは胸郭が拡大した時の精神面への影響を表しているのです。
そして骨盤が開くと活動的になりじっとしていられなくなります。
何か新しいことを始めようと言う気概が湧いてきたり、用事もないのにうろついてみたり。
そして最後に頭蓋骨、特に後頭部の関節=ラムダ縫合部が弛緩して春のカラダの出来上がりとなります。
冬はエネルギーを蓄える季節。
そして春は冬に蓄えられたエネルギーが一気に全身を駆け巡る季節です。
春はエネルギーが活発になるのですが、カラダが春のカラダにチェンジしていない状態
でエナジーアップが始まってしまうと、エネルギーが強い分、
心身ともに不調きわまりなくなってしまう。
春先に引き起こされる諸問題はズバリ、半分はカラダの問題です。
とくにまだ胸郭も、骨盤も開いていない状態で、いきなり頭蓋事が開いて
エネルギーがダイレクトに頭に上ってしまうと、いわゆる「木の芽時」。
「春はおかしな人が多いから気をつけなさい」
という事になります。
残りの半分は、滋養〜蓄えの季節である冬の間に春になって活発に動きだす為の
充分なエネルギーを蓄える事が出来なかった故に、エネルギー欠乏性の不調になるパターンです。
五月病と言われるものがそれにあたりますが、今でも五月病なんて言うのかな?
あまりにも多くの人が春先に調子が悪いから、春は調子の悪いものだというのが当たり前に
なっていてわざわざ五月病なんて言う言葉を使わなくなっているのかな?って、
書きながらふと思いまちた。。。
しかしエネルギーが高いという事は、妊娠もしやすいという事でもあります!
自然手技療法では「新しい命を育む母体の生命エネルギー」の強弱をとても重要視して考えます。
フォーカスを絞って見て行けば様々な原因が存在しますが、母体という全体観でフォーカスすると、
妊娠できないというのは生命エネルギーの欠如と見做すからです。
これから初夏にかけて、サイコーの季節ですから、しっかりとカラダと内面を整えて、
心身ともに心地よい時をお過ごしくださいね!