知人のアメリカ在住カイロプラクターの話では、アメリカでは医師の都合などで平気で
帝王切開に切り替わる事が多々あるそうです。
自然療法家である彼は、米国医師のあり方への不満や、
経膣分娩による頭蓋骨の圧迫の必要性などを熱く語っています。
出産に対して真剣に向き合っている彼の姿勢が感じ取れる、とても好感が持てます。
さて、我が国の帝王切開率はどうなっているのでしょうか?
厚労省の医療機関に対するサンプリング調査によると下記の通りです。
・1990年:10.0%
・1992年:15.2%
・2011年:19.2%
直近20年で約2倍の伸びが見られます。
その理由として思い当たる要因を列記してみます。
・高齢出産の増加
・体外妊娠などのハイリスク出産の増加
・逆子や双子に対する処置
などです。
たしか数年前に医師法が変わり、開業医は逆子や双子の出産は行なってはいけないとなったそうです。
以前の様に、難しい出産を汗びっしょりかきながら取り組むと言う事は無くなったと、
腰痛の施術にいらしてくれていた産科の先生に聞いた事を、書きながら思い出しました。
日本では米国の様に、自分の都合により帝王切開に切り替える事などは、
しばらく無いだろうとは思うのですが(I hope so…)、今後も帝王切開率は増えて行くと思います。
妊娠〜出産は、最後まで予断を許しません。
母子ともに、五体満足で、健康で、出産を終える事がどんなに奇跡的な事なのか。
妊娠する事も、胎児がきちんと育ってくれる事も、無事に出産出来る事も、たいへんな事なのです。
現在妊娠している方、安定期に入ったら、いかに安産で出産出来るかにフォーカスして
楽しい日々をお過ごしください。
逆子になったらご相談ください。
きっとお役に立てると思います。
妊娠中の栄養に関してもお尋ねください。
しかし日本の医師達は素晴らしいですよ。
自分のプライベートを犠牲にしてまで患者さんの事を思う方々が大勢いらっしゃいます。
もちろんそうでは無い方もいらっしゃるでしょうが、概ね、使命感が強いなと思います。
これは、かつて「志」という大義に命懸けで生き抜いて、明治維新を達成した私たちの先達、幕末の志士達のDNAではなかろうか、と、私はひそかに思うのです!
「志」、日本人の美徳です。大切に守って行きたいな〜。
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せたがや手技均整院 院長:鈴木登士彦
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産後の骨盤矯正・産後の体幹トレーニング・更年期の運動療法
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首の痛み・スマホ首・脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア等
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