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5月23日

皆さんこんにちは。お元気ですか。

さて今日は個体差という事について少しお話ししていきたいと思います。

仕事で毎日たくさんの方の骨格の矯正を行っていますが、今ではさすがに触れる機会が無くなってしまいましたが、明治生まれの人の体はとても素晴らしいですね。現代と比べて栄養価の面でも、居住空間や多くの事が未発達な時代に生まれ育っていると思うのですが、たとえて言うとまるで筋金が入っているような、そんな高性能な明治の方の体。そして明治の方の体より幾分スマートというか線が細くなった感のある大正生まれの人の体。ですがまだまだ頑強な体です。昭和ひと桁世代になると、明治の方の体よりはっきりとした違いがありますが、まだ強い体をしています。そして団塊の世代と呼ばれる戦後生まれに至って、日本人の体は、悪い意味での近代化された肉体となり、その後は見るも無惨な状況であります。

今の日本人は世界を見渡しても他国の人とは比べものにならない程、脆弱な肉体をしているというのが、悲しいですが私の体に関する感想です。
諸外国の方々と接すると、生物としての強さにまずかなわないな、と感じるのは私だけでしょうか?これは外国へ行けばすぐにわかる事ですね。変にこざっぱりして、歩いている姿、立ち姿が汚くて、すぐに疲れてしまう人間を見たらまず日本人です。

先日VOGUE NIPPON の取材を受けていて、「どうしたらこの洋服が似合う体を作れるか?」という主旨だったのですが、まずは奇麗に立って、きちんと歩けないとですね。肉体のボリュームはもちろんの事、生きていく力の密度が希薄なんですね、今の私達日本人は。ということは社会問題となっている少子化は、種として衰退に向かっているという事になりますね。悲しいな。

幕末の志士達の写真を見ると、当時の日本人は気骨溢れるそれは凛々しい面魂をしていますね。肉体を突き動かすのは精神です。当時は常に死と向かい合っていきていく武士道という確固たる支柱がありました。じゃぁいまの私達の精神的な支柱は?無宗教と言うかオウム事件以来宗教アレルギーがあるし、道徳は崩壊しているし、生活が豊かになり助け合いながら生活しなくてはならない必要は無くなったから家族でいる必需性が無くなり、家庭の崩壊はいたしかたがないのかな?生きていく核の部分が揺らいでしまっている。

そして、外敵から家族を守ったり、食べる為に猟をしたり耕したりする力仕事が無くなったし、仕事は女性でも等分に出来るから、結果として必然的にすすむ男女の中性化も自然な成り行きなのかな?温暖化だって、環境ホルモンだって、もう個人レベルでどうこうなるレベルじゃないと何となくわかっているけど、明るい希望ってなにかないのかな?

弱ってしまっている日本人の体をどうしたらウェルネスに出来るのだろうか?といろいろ考えるのだけど、やはり増えすぎた人口は大幅に淘汰されるのかな?そして強い個体だけが生き残るのかな?

『自然手技療法』とは、骨格の矯正を主軸として、「食・息・動・想・環境」を改善し、自然治癒力を高めていく事により痛みや病気を改善するのみではなく、生命力を高めて最善な人生を歩んでいく為の最新の代替医療である。

これが我が校で学ぶ『自然手技療法』というものなのですが、これはもともとオステオパシー/身体均整法に従事していたけど、いくら曲がっている背骨や骨盤のみをいくら矯正しても、種として衰退に向かっている体にはサムシングが必要であるという現実にいやというほど直面し、行き着いた結果の自然療法なのです。

毎回の授業で口を酸っぱくして言っているから、生徒諸君もわかってくれているとは思うけど、横たわる体を読み解いていく為には、その背後にある社会的背景にまでフォーカスを一旦拡げてから、再度絞り込んでいくと問題が把握しやすくなるからね。

最近僕の授業が無いけど、次回またお話ししましょう。
ぜんぜん個体差の話じゃなくなっちゃったね。

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