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ナイアシンが足りない? 顔見ただけでイラつく・最近粘膜系トラブル多し

今日は、朝起きた時からガス欠状態だったり、ご主人の顔見ただけでカチンときたり、粘膜系にトラブルが増えたり、最近お酒弱くなったな〜ってこれ、よく分析してみると、ただ単にナイアシン=VB3が不足しているだけなのかもしれませんというお話です。

 

ナイアシンは体内に一番多く存在しているビタミンです。

その働きはとても多岐にわたり、500種類以上の体内の化学反応の補酵素、として頑張ってくれています。

 

ナイアシンは8種類あるビタミンB群の一つで、水に溶ける水溶性に分類されるビタミンです。

よってサプリメントなどで一度に多く摂取したとしても、余計な分はすぐに尿により排泄されますのでVA、VEなどの脂溶性ビタミンやミネラルなどと異なり過剰摂取の心配はありません。

しかも、一度に多く取り過ぎるとナイアシンフラッシュと言って、30分〜2時間くらい顔が赤くなって、痒くなったりする反応が起きることがありますが、これは時間経過とともに治ります。

 

ナイアシンの主な働きは、二日酔いの防止!我々酒飲みには欠かすことのできないビタミンなんですね(^^) 

当然ナイアシン摂取量が減少すると次の日にお酒が残る、そんな日が続くと「なんか最近お酒が弱くなってきたな〜」ってことになります。

 

そしてメンタルを正常に保つ働きがあります。

食事からのナイアシン摂取が足りなくなると、肝臓で他の栄養素からナイアシンを作ろうとする働きが起こる(そのくらい大切!)のですが、この時にセロトニンという多幸感を感じる幸せホルモンの産出が抑えられるために意味なくイライラしたり、訳のない不安感などに襲われます。

その延長線上で、ナイアシンをある一定量以上のメガ摂取するのは、鬱や統合失調症などまでの改善に効果があると言われています。

 

そしてナイアシン=VB3は糖質、脂質、炭水化物の三大栄養素を代謝する時の補酵素として重要な働きをします。

よってナイアシンが足りなくなると、エネルギー不足〜ガス欠に陥ります。毎日の生活でなんか最近疲れが取れない・・と感じているなら、単純にナイアシン不足なのかもしれません。

 

また胃や腸の調子があまり良くなかったり、口腔内や鼻腔、皮膚荒れや皮膚炎など身体の粘膜系の調子が良くないのも、ナイアシン=VB3が足りない典型的な症状です。

 

このようにとても多岐にわたる働きを陰で支えてくれているナイアシンですが、お肉やお魚、野菜やフルーツなどとても多くの食品から結構簡単に摂取することが可能ですので、疲れが取れないと感じているなら毎日の食生活の見直しから始めるといいかもしれませんね。

というか逆説的に考えると上記のような不調に苛まれてしまうのは、日々の食生活に問題あり!ということになるのです。こことても大切ですからしっかりと考えた方がいいです。

 

それでは今日のブログのまとめです。

 

『心と体のガス欠にはVB3=ナイアシン不足を疑い、食生活の改善から手をつけなさい!』

 

以上です。

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