ここ数日、急に寒さが厳しくなってきましたが、この寒さに伴い腰痛のクライアントの
来院が一気に増えています。
高齢者の方から、育児中のママまでと、年齢層は幅広いのですが、痛いのはみな一緒ですね…w
とくに育児期は、腰痛以外にも、毎日何度も赤ちゃんを抱っこしてしゃがんだり立ったりしますから
膝の痛みが現れたり、授乳していた首が固まったりもしますが、なんと言っても一番強烈な
キリリと痛んで、身動きが取れなくなってしまう痛みに「ギックリ背中」があります。
腰部捻挫をギックリ腰と呼ぶのと同様に俗名なのですが、背部捻挫のことです。
私たちの背中には背骨があり、この背骨は24対の関節があり、その上、胸郭と背骨の間にも
たくさんの関節が連なっています。ギックリ背中とは、この胸郭と背骨の関節捻挫のことを言います。
このたくさん連なっている胸郭と背骨の関節のどれか一つでもズレてしまうようなことが起きれば、
寝返り一つ、腕を動かすこともできないほどの強烈で鋭い痛みが起きます。
赤ちゃんの抱っこをはじめとした育児行為、前傾姿勢で重いものを持つという運動形態は
胸郭と背骨の関節に高不可をかけ続けるという悪影響がどうしても避けることはできないのです。
本人は腰ではないんだけど、とにかく痛くて動けません!と言って来院されます。
しかし痛みの割には、比較的すっきりと治ってくれるのもギックリ背中の特徴です。
実を言うとわたし、2週間ほど前にSUPをやっていまして、海から上がり、ボードを車の
キャリアに載せようとした瞬間に、このギックリ背中をしてしまったのですね〜(T0T)/~
最悪でしたが、なんとかセルフケアして運転しながら家までたどり着くことができました(涙)
その後ガチで、色々な器具を用いながらセルフケアして無事に立ち直りましたが、
いや〜、久しぶりにいい経験をしましたよ。本当にいかったです。。。
同病相憐むではないですが、ギックリ背中で来院された方には心より同情いたします。
でも、大丈夫です!
すっきりと痛みが取れますから。
こう寒くなると一気に筋肉も固まり、痛みを誘発しやすくなります。
くれぐれも、気をつけましょうね!(お互いに。。。)