育児ママの来院理由のトップ3というのがあります。
それは上から多い順に、
1:肩から首の痛み
2:背中から腰の痛み
3:手首の痛み(腱鞘炎)
だったのですが、最近の傾向としては、ダントツに腱鞘炎が多いような気がします。
多いような気もするというあいまいな言い方は、1から3まで全部!という
人が少なからずいらっしゃるからです(笑)
腱鞘炎の中でも親指の付け根部分に痛みが出るものと「ドケルバン腱鞘炎」と呼びます。
これは悪化すると、手首のところの骨がところの骨が飛び出してきて
なにしてても本当に痛みます。
対策としては、まず手技を受けて頂きたい!必ず。
それと併用して、金属のプレートが入っている親指用のサポーターがあるので
そちらを着装してください。
大切なことが一つあります。
紙コップを持って、水を注いでいくと、落ちないように徐々に力を入れますよね。。
その感じで赤ちゃんを抱っこしてください。
わかりますか?
いきなり強く握ると紙コップは潰れてしまいますね。抱っこも同じです。
ドケルバンになるお母さんは抱っこするときの力加減の見直しが必要です。
手技が大切なのは、腕の付け根や肩甲骨周辺に親指の急所があって、
まずはそこから処理していかないと、いくら強力なサポーターをしても、
抱っこの加減を調整してみても痛みの軽減には繋がりにくいからです。
育児期の手技療法は本当に重要ですよ!
The梅雨!的なお天気が続きます。
この時期は湿毒と言って体の水はけが滞りを生じやすい季節です。
半身浴や白湯などを飲んで深部体温を冷やさないように。
そして腸の働きを整えるような食生活をされると、より健やかに過ごせます。
??があればなんでもお問い合わせくださいね!