栄養は「何を食べるべきか」と「何を食べてはいけないか」の2面から考えて行く必要があります。
その「食べてはいけない」物質の筆頭が「トランス脂肪酸」です。
Jeffrie Lauさんのコメントと共にアップさせていただきます。
《ジャンクフードは麻薬》
2010年3月に フロリダ州の研究機関が発表した情報によりますと ジャンクフードを食べたときの人間の脳内で ドーパミンD2受容体の減少が認められたそうです。
これはコカイン中毒やヘロイン中毒と同じという事が科学的に認められたという事です。
過去にも「ジャンク好きは中毒なんだ」と いう風に言われることが多かったのですが 科学的に証明されたのは初めてかもしれません。
ジャンクフードとは
エネルギー(カロリー)は高いが、
他の栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれない食品のこと。
「お砂糖の多い飲み物、キャンディー、ケーキ、油っぽいファーストフード、アルコールのように「不健康」と考えられるもの」
日本で具体的に言うと ラーメン、焼きそば、ファーストフード類、ドーナツ、フライドチキン、ポテトチップス・ポップコーン等々
イギリスでは16歳以下を対象としたテレビ番組内での
ジャンクフードの広告は実質的に禁止
米国ではマクドナルドやキャンベルスープ、ペプシコを含む11の大きな食品販売業者が、12歳以下の子どもに対する、一定の栄養の基準を満たさない食品の広告を、自主規制
コロラド州では既に 炭酸飲料(ソーダ)税を実施
台湾やルーマニアでは ジャンクフードに対し 課税する方針
台湾
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2677436/5075225
ルーマニア
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2679845/5127404
ブルガリア政府は、全国の学校の食堂や売店からスナック菓子や清涼飲料水を撤去した。
韓国でも既にジャンクフードのTVコマーシャルは 午後5~7時は禁止だそうです。
(ハンバーガーのCMは野菜比率を上げて何とかクリア
一応放送OKらしい)
ハンガリーでは、砂糖や塩分の多い 飲食品に課税する通称 ポテチ税が既に施行
フランスでは砂糖の添加された炭酸飲料に課税する通称ソーダ税が既に施行
特に以下の実験内容が 興味深い 結果です。
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今回の実験で ジャンクフードばかり食べさせていたラットは まず 食べる事が強迫行為となってしまい体重の増加がみられた
後にジャンクフードを食べたら足に不快な電気ショックを与える実験には それを受けると分かっていてもジャンクフードを食べ続けた事 を確認
一方、バランスのとれた健康的なエサを食べたラットは 体重もさほど増加せず、後のジャンクフードに手を出すと与える電気ショックには すぐに適応し ジャンクフードを食べるのを止めた事を確認
さらに、ジャンクフードばかりだったラットからジャンクフードを取り上げ 健康的な食餌に換えると、肥満ラットはハンストに入り、 2週間ほとんど何も食べようとしない、
いわゆる自発的飢餓状態となり 中には「自傷行為」までしたラットもいたそうです。
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そう思うと昨今の若者が「何だかダルイ」「食欲が沸かない」「何だかイライラする」とか あながち嘘ではないようです