自然手技療法

抗加齢と肉体年齢

人間50歳を過ぎると戸籍上の年齢はあまり意味を為さなくなり、肉体年齢が重きを得る様になってきます。

 

この肉体年齢、プラスマイナスで最高15歳ずつ差が出ると言うのです。例えば70歳になった時、心身共に健康的な人生を歩んで来た人は55歳の肉体を保持しているのに対して、大病などを患ってしまうと85歳に相当する肉体に変性してしまう。

 

そこには30歳の開きがある。同じ同級生でも別人ですね。

 

この肉体年齢、医学的に細胞レベルで測定すると多々あるのでしょうが、運動器系と言う筋骨格システムから観察するとまず首に現れます。首の動きが悪くなってくる為、振り向く時に身体ごと振り向く様になります。これは第五~第六頚椎間が狭窄してくる為に起こります。次に第五腰椎が凸してくると腰の動きが悪くなり、ドッコイショと立ち上がる様になります。肉体年齢の衰えは背骨に現れるのです。

 

背骨は24個の小さな骨が連なり蛇の様な動きをします。赤ちゃんの時にはクニャクニャに動く背骨も高齢になると1本の竹の様に固く硬化して行きます。いつまでも弾力に富む背骨をキープする事が抗加齢へと繋がるのです。

 

背筋を正しましょう!

 

 

 


 

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