更年期障害

出産後から20年間の腰痛〜仙骨の水平位捻転

 半年ほど前に初診でいらした3人のお子さんをお持ちのAさん53歳、美容師さんです。

20年前に3人目のお子さんを出産されてから、慢性の腰痛持ちになりました。

他にも首の痛み、寝違いをよく起こす、腱鞘炎、膝の痛み、不整脈、頭痛、肩こり、

& moer! って感じで、不定愁訴のデパートの様な女性です。

 

 

今までも整体や鍼灸などに通われたというか、通わないと辛くて仕事も出来ない!

と言う状況だったらしいのですが、楽になるのは2〜3日ですぐに元に戻っていたそうです。

本人も産後に原因があるのだろうとは思っていたらしいのですが、

産後から更年期にかけてを専門としている当院をネットで見つけての来院でした。

 

 

施術を始めてすでに半年ほど立ちますが、あんなに辛かった腰痛も大幅に軽減、

美容師のお仕事が忙しい時や、疲れがたまった朝などは少し辛いけど

来院前に比べると別物の様に楽になっており、

その他の不定愁訴もほぼ無くなり、数十年ぶりに元気な自分を楽しんでいるまでに

回復してきています。本当によかったです!

 

 

Aさんの場合、骨盤の中心にある仙骨と言う骨が水平面から見て右方向に捻れて

骨盤が閉位を取ってしまった事が問題でした。

骨盤を弛めながら仙骨の矯正を行っていくのは手技療法の最も得意とする技術です。

その点でAさんは当院にいらしてラッキーでした。

もう一つAさんがついていたのは、現在更年期で骨盤が揺動している時期に入っていた事です。

この時期は、産後で歪んだまま閉位を取った骨盤をリセットするのに最適な時期なのです。

 

 

産後から更年期にかけて女性の身体はダイナミックに変動していきます。

調子良く過ごすのも、不定愁訴をたくさん抱え込むのも、すべては背骨〜骨盤の状態いかん、

なのだなとつくづく思い知らされる事例でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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