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アフターコロナの体調不良〜整体のススメ

オミクロン株が発生して、フランスでは毎日2万人超が感染しているなど、あいかわらず欧米では猛威を奮っているコロナウィルスですが、ここ極東に位置する日本では不思議に落ち着いている感が続いています。

コロナ発生から約2年が経ち、いろいろな側面で、様々なデーターが出てきていますが、面白いのがアメリカやブラジル、イギリスなどの民主主義国家は押し並べて感染を封じ込めることに失敗し、中国やエジプト、中東諸国などの非民主主義国家の方が圧倒的にコロナウィルスの封じ込めに成功していることです。

きっとマスクをしない自由より、軍隊を出動させてまで国民を統率できる強制力を持っている国家の方が、有事には国全体をコントロールしやすいということなのでしょう。

 

最近は街にも人が戻ってきて、飲食業界以上に壊滅的だった旅行業界も、国内旅行だけですが概ね順調に稼働し始めて、箱根や日光などはかなり混んでいると聞きます。

よかったよかった。

どこかで踏ん切りをつけて活動を再開していかないと自粛したままではどうしようもない。

コロナに関しては、あとは治療薬の出現を待つのみ。

一昔前に不治の病と言われたエイズでさえ治療薬の開発と共に人々の恐怖心が縮小して、一つの大変な病気レベルに落ち着いてきている。

人類の叡智は本当にすごい。

様々な分野で活動が再開し始めているの中で、では活動を再開したら昔の様に業態がすっかりと元に戻るのか?といえばそんなことはないと思います。

この2年間の間に、コロナ終焉後を見据えて自力を蓄え、アイデアを練り、社会情勢の変化を見据えながら自らの業態の変化を準備できていた企業とできていなかった企業、準備していたお店としていなかったお店で、何かしらを自分に課してきた人とそうでない人では既に大きな開きが出てきているのではないでしょうか。

これはわたしたちの体、健康度にもそのまま当てはまります。

正しく感染予防の知識を身につけて、誰もいない時間帯や場所を選び運動を続けてきた人。

基礎疾患があるから外出は控えて、自宅でできるだけ宅トレに励んできた人。

国が定めた感染予防対策を十分に行いながらできるだけ普通に活動していた人。

 

かたや感染が怖いからとTVの前で座りっぱなしだった人、または仕事がリモートワークになり全く活動量の低下してしまってそのまま怠惰に過ごしている人、総じて極端な運動不足に陥り、筋肉量が減少している上に脂肪が平均2〜3kg乗ってしまい健康度が著しく低下してしまっているというカテゴリーの人たちもおります。

この2つの群の差異がコロナが落ち着いてきたと同時に、特に高齢者の方々の間ですでにはっきりと健康度の高低として顕在化してきている様に思うのです。

 

いちど身についた生活習慣を変えていくのは並々ならぬ意志と努力が必要となります。落ちるのは早いけど再び登るのは大きなエネルギーを必要とするのは、仕事や人格形成だけではなく身体システムの衰えから、もういち度健康度を高めていく時にも同じような上り坂を登る工程は変わらない。たとえると引きこもりの子供が学校や社会に戻っていく時くらいのエネルギーが必要なんだぞと自らに言い聞かせるくらいの覚悟が必要なのではないのか。

何をバカなことを、って思う方もいますよね。でも実際に高齢者、特に後期高齢者と呼ばれる方達の体を日々施術させていただきながら、このように思うというのが実感なんです。

この2年間で衰えてしまった体は、はたして以前のように回復可能なのだろうか?と。

大きな壁は体が弱ると、なにより気持ちが萎えてしまうことなんですね。もういいかなって思っちゃう。

いくら長生きする時代になったとはいえ、最後まで健康でいることの意義を持ち続けていくことは並大抵の意志力ではないのではないのか。

ここには個人差が大きくあり、配偶者の有無や子供や孫の存在など家族構成とか、経済問題とかの肉体以外の諸要素が大きな要因となって、その上で健康寿命という健全性うんぬん、、実に多要因です。

いろいろありますけど最低限、体の痛みは無くしたいですね。

首、腰、背中、膝、肘、手首、指、どこが痛くても生活の質はかなり低下してしまう。

そんな体の不具合をなくすことの出来る整体はいいですよ。

体全体を整えていると毎日を本当に健やかに過ごすことができる。

体が楽だと気持ちも前向きになってくる。

アフターコロナでの生活は、どうしても活動量が低下する傾向になると思います。

ぜひ生活の中に整体を組み入れてみてください。

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